岡山・岡山中央支店
こんにちは。岡山支店の楠です。
当店では7/25(月)~8/5(金)の期間中、岡山市役所ご協力のもと、ESDをテーマにしたパネル展を開催しました。
ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で、「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
私たちの暮らしの中にある環境、平和、人権、国際理解、多文化共生、防災などの様々な課題を自分の課題として捉え、皆で意見を出し合いながら考えたり学んだりしていくこと。そして、ただ考えるだけでなく、身近なところから課題の解決につながる行動をおこし、皆で新たな価値観や持続可能な社会を創っていくことを目指す学習や活動のことを言います。
当店が位置する岡山市内では、さまざまな人たちがESDを推進する「岡山ESDプロジェクト(※)」が2005年から取り組まれており、当店は岡山ESD推進協議会のメンバーとして積極的推進に取り組んでいます。
※岡山ESDプロジェクト:岡山地域において、ESDに関する様々な取り組みを行っている関係機関や組織等の連携を強化し、岡山地域の特性に応じた効果的なESDの推進をすることにより、「持続可能な社会づくり」に幅広く広域的に貢献しようとしています。
パネル展では、当社が取り組むESDプロジェクトの概要について紹介させていただきました。
当社は2014年11月、岡山市内にあるトラスト地「美作・水源の森」をテーマに取り上げ、ESDプロジェクトを実施ました。
テーマとなった場所は、岡山県の三大河川の一つである吉井川の上流に広がる水源の森で、「将来の人々のために残したい」という所有者の方が私有地を寄付したことで、現在はトラスト地として大切に守られています。
岡山市立角山小学校の全校生徒を対象に実施した出前授業では、当社社員が講師を務め、ICTを活用した映像教材や、スポンジやバケツなどを使いながら、水の大切さについて学んでもらいました。授業で使用した映像教材は、岡山市内の小学校で今後活用される予定です。
このESDプロジェクトの様子は、同年11月に開催された「ESDに関するユネスコ世界会議」の関連イベントでも紹介させていただきました。
2015年8月には、家庭科の教員を志望する美作大学の大学生を対象に、家庭経済学の課外授業を実施し、美作・水源の森の大切さについて学んでもらいました。
当店では今後も、ESDをテーマに様々な活動に取り組み、パネル展などで皆さまにその内容を紹介させていただく予定です。ご来店の際には是非ご覧ください。
今後も、地域に根ざした様々なCSR活動に積極的に取り組むとともに、地域の皆さまへの情報発信に努めてまいります。