こんにちは。中野支店の今井です。

当店では地域と連携しながら、ロビーで継続的にアール・ブリュット展を開催しています。

アール(Art)は｢美術｣、ブリュット(Brut)は｢磨かれていない・加工されていない｣という意味のフランス語です。

アール・ブリュットは「生（き）の芸術」とも言われ、正式な美術教育を受けず、既存の芸術の流派や傾向に流されることなく、独自の発想と方法により制作された作品を指します。

現在は、石野敬祐氏の作品「女の子」を展示しています。

石野氏の作る立体作品は、歪曲がなくカクカクと角ばっており、驚くことにどれにものりしろがなく作られています。これらの作品は1年で300～400体も制作されるそうです。

近年は左右非対称の作品を制作し始めたり、透明なフィルムを使用した作品も制作するなど、石野氏の制作スタイルは年々進化し続けています。

この作品は来年1月末までの展示予定となっております。

中野から発信する新しい芸術文化「アール・ブリュット」を、一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。

ご興味のある方は是非、足をお運びください。