一宮支店
こんにちは。一宮支店の小田です。
当店では、絶滅危惧種「イタセンパラ」をテーマに、様々な取り組みを実施しています。昨年7月には、ESDプロジェクトとしてイタセンパラをテーマにした出前授業を実施しました。今回のブログでは、このプロジェクトの模様について報告します。
ESDとは、Educationa for Sustainable Developmentの略で、「持続可能な開発のための教育」のことを指します。
持続可能な社会を形成していくためには、環境の視点の中に経済や社会の観点を取り込み、人と自然とが共生する社会づくりと人づくりに取り組んでいくことが重要になります。あらゆる教育の場を通じて、社会や暮らしのあり方を変革していく学びの機会が機会がESDです。
※当社のESDプロジェクトについてはこちら(←クリック)をご覧ください。
ESDプロジェクトでは、地域の宝である絶滅危惧種「イタセンパラ」についてより多くの方に知っていただこうと、イタセンパラをや木曽川をテーマとした映像教材を製作しました。
そして昨年7月、愛知県立木曽川高等学校総合実務部の生徒など25人を対象に、ICT(情報通信技術)を活用した環境教育の授業を開催しました。
授業では、世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふの学芸員 池谷様を講師にお招きし、木曽川流域の豊かな自然とその歴史、河川と私たちの暮らしのつながりやその変化が生態系に与えた影響などについて、お話をしていただきました。
生徒たちは、かつて日常的に見ることができたイタセンパラが、河川整備や外来種の増加、密漁の影響で減少し、一時は絶滅したと思われていたこと、個体が再発見されてからは地域の人たちが力を合わせて個体の保護・増殖に取り組んできたことを学びました。
この授業の模様は、地元紙や地元テレビ局にも取り上げていただき、より多くの方に保全活動について知っていただくことができました。
当店では、木曽川高等学校と連携しながらフィールドワークやロビー展を随時開催してまいりました。今後も、より多くの方にイタセンパラを知っていただくため、様々な活動を実施してまいります。
本ブログで紹介したESDプロジェクトについてまとめた動画を近日中に当社ホームページにアップいたしますので、どうぞお楽しみに!