小金井支店
こんにちは。小金井支店の齋藤です。
当店では、9/18(火)~9/28(金)の期間中、「ナショナルトラスト活動」に関するロビー展を開催しました。
皆さまは、ナショナル・トラスト活動についてご存知でしょうか。
ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。
日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、環境教育、まちづくりなど、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。
当社では、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。
今回のロビー展では、当社のナショナルトラスト活動の取り組みに加え、「森の墓宛」を紹介するパネルも展示しました。
森の墓宛とは、墓石の代わりに在来の木を植え、生きものとともに育むことで、かつて開発で失われた森を再び豊かな自然に戻すことをコンセプトとしています。そのため、遺骨は土に埋葬し、墓石の代わりに木製の墓碑と地元由来の苗木を植えています。
本来の美しい自然を守る取り組みとして、注目を集めているトラスト活動の一つと言えます。
パネルをご覧になったお客さまからは、「墓石はもういらないから、こういうコンセプトのお墓はいいですね」等のお声もいただきました。また、待ち合いテーブルにご用意した資料も、たくさんの方にお持ちいただきました。
今後も、様々なテーマのロビー展を企画・開催してまいりますので、是非ご来店下さい。