佐賀支店の村田です。

当店では6/17（月）に、佐賀大学医学部の江口有一郎様をお招きして、社員向けに肝がんの勉強会を行いました。

佐賀県は肝がん死亡率が高く、2011年まで13年連続で全国ワーストとなっています（人口10万人あたりの死亡率）。

肝臓病が怖いのは、虫歯などと違ってほとんど自覚症状が出ないため、気付いた時には進行してしまっている点です。

肝がんは、肝炎ウイルスへの感染から発症するケースが多いのですが、肝炎ウイルス検査を受け、適切な治療を受ければさほど恐い病気ではありません。

そのため佐賀県では肝がんで亡くなる方を減らすため、県の健康増進課や佐賀大学医学部肝疾患センターが中心となって、以下の取り組みをしています。

・肝炎ウイルス検査の初回無料化

・精密検査費用の助成

・抗ウイルス治療の治療費補助

また、佐賀県出身のはなわ出演のテレビCM「肝炎ウイルス検査に、い肝ばい肝！　汚名返上プロジェクト」が1日に10回ほど放送されており、佐賀県民に対してウイルス検査を受けるように呼びかけを行っています。

今回の勉強会でも、個別相談の時間には江口様に質問に行く社員が何人もいました。

私たちも佐賀県民としてこの問題に真剣に向き合い、ウイルス検査を受けるよう、家族や知人に積極的に呼びかけていこうと思います。