船橋支店
こんにちは。船橋支店の橋本です。
当店では2/25(月)、船橋市中央消防署より講師をお招きし、社員を対象としたAED講習会を実施しました。
AEDとは、Automated External Defibrillatorの略称で、突然正常に鼓動がきかなくなった停止状態の心臓に電気ショックを与え、再び正常なリズムに戻すために使用される医療機器です。
日本では毎日多くの方が心臓突然死で命を失っており、その数1年間で約7万人と言われています。その原因の多くは心停止の状態になってしまうからです。心停止になると、数秒で意識を失い、数分で脳をはじめとした全身の細胞が死んでしまいます。
突然の心停止から救命するためにできることは下記の3点です。
①119番通報
②胸骨圧迫(心臓マッサージ)
③AEDによる電気ショック
このうち電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下します。
119番通報をしてから救急車が到着するまでの平均時間は8.6分です。救急車が到着するまでに胸骨圧迫をすることで救える命は2倍に、さらにAEDによる電気ショックを行うことで突然の心停止の半数以上の方を救うことができます。
当店にもAEDを設置しており、今回の講習会は、万が一の事態が発生した際でも落ち着いて対応ができるようにしようと企画したものです。
当日は、人形を使った胸骨圧迫の実演とAEDを使用した実践的な講習を行い、「強く、速く、絶え間ない胸骨圧迫」方法と、AEDの操作方法を学びました。
この講習で学んだことを忘れず、有事の際には皆で協力し合って救護にあたりたいと思います。
今後も、地域の皆さまのお役に立てるよう、様々なサステナビリティ活動に取り組んでまいります。