柏支店
こんにちは。柏支店の岩谷です。
当店では2月より、1階ロビーにて「ESDプロジェクトロビー展」を開催しています。
ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で、「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
持続可能な社会を形成し、開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するには、わたしたち一人ひとりが、互いに協力し合いながら、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことが重要です。そうした未来へ向けた取組みに必要な力や考え方を人々が学びあいながら育むこと、それが「ESD=持続可能な開発のための教育」です。
昨年9月のブログ(←こちらをクリック)でも紹介した通り、三井住友信託銀行では2012年より、環境専門のインターネット放送局グリーンTVジャパン、SDGsTVを運営する株式会社TREEと協働して、次世代を担う子供たちに向けたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトに取り組んでいます。
昨年8月に実施した環境教育「日本の森林から持続可能な社会/SDGsを考える」では、SDGsの目標15「陸の豊かさを守ろう」の達成に向けた金融機関の取組み事例として「森林信託」を紹介しました。
「森林信託」とは、当社が森林を所有しているお客さまより森林を信託財産として受託し、林業事業者に間伐や木材の販売を委託し、その収益の一部を受益者に還元するものです。
森林信託は、金融機関・地権者・森林整備従事者が一体となって、持続可能な森林経営の仕組みを作る取り組みです。これは、林業再生、地域産業の活性化、お客さまの土地の有効活用のみならず、人口減少や不在地主などの社会問題、ひいては気候変動問題の解決にも繋がるものです。
ロビー展では、当社のESDプロジェクトや森林信託についてパネルを展示しています。
また、当社がスポンサーとなって冊子化した林野庁林野図書資料館作成の「お山ん画(おやまんが)」、「りん子の絵日記」、「人to木」の3部作を展示しています。この冊子には、「人」と「木」への関わりについてわかりやすく漫画形式で描かれており、また色鉛筆と水彩を用いた色使いが、とてもきれいな作品ですので是非ご覧下さい。
当店では今後も、様々なテーマのロビー展を開催し、SDGsの目標達成に向けた取り組みを進めてまいります。