港南台支店
こんにちは。港南台支店の渡邉です。
当店では5/21(金)、港南台地域ケアプラザ・地域包括支援センターに常駐している社会福祉士・介護支援専門員の方2名と、港南台支店の会議室をオンラインで繋ぎ、社員が認知症サポーター養成講座を受講しました。
横浜市の65才以上の人口は約92万人(令和2年3月末現在)となり、全人口に対して24.5%(約4人に1人)になりました。
今後も、65才以上の人口は増え続ける見込みで、認知症は超高齢社会を迎えた日本にとって、最重要課題の一つとなっています。
「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で活動する応援者のことです。
講座では、認知症とは誰もがかかる可能性のある脳の病気である、という説明から始まり、認知症の種類や認知症になった場合の症状やさまざまな障害について、事例などを用いながら説明していただきました。
そして、認知症になった方への気持ちを理解することが大切である、と教えていただきました。
さらに、認知症の人との接し方については、周りの人が本人の気持ちを受け止めて接すること、できないこと探しではなく、良いところ探しをして本人の得意なところに目を向けると良いこと、同じことを繰り返し聞かれても認知症の人にとっては初めてのことだと理解して対応すること、等がとても大切であると教えていただきました。
受講した社員からは、「認知症を他人事と思わず、理解して接し方を学んだうえで、身近に考えることが大切だと思った」、「接し方の7つのポイントが参考になった」、「金融機関として認知症の方への理解力や対応力を上げていきたい」、「地域の一員として認知症の理解を深めて接客に活かしていきたい」等の感想が寄せられました。
当店は今後も、地域と共存する金融機関として、ご高齢の方が安心して住み続けられる街づくりに貢献し、認知症の方を温かく見守る「心のバリアフリー」を作れるよう、社員一同、全力で取り組んでいきたいと思います。