松戸支店
こんにちは。松戸支店の荒谷です。
当店では、5/29(月)~6/9(金)の期間中、「ナショナル・トラスト活動」について紹介するロビー展を開催しました。
前回のロビー展では、当社が応援するナショナル・トラスト運動と、トラスト地に生息する絶滅危惧種について紹介しました。
今回のロビー展は、ナショナル・トラスト運動によって守られている国内外の景勝地や自然についてのパネルを複数 展示させていただきました。
美しい自然や歴史的建造物を市民などの寄付金によって買い取って守る活動はナショナル・トラスト運動と呼ばれています。その発祥は19世紀の英国で、同国内の数多くの土地・建物が「英国ナショナル・トラスト」というボランティア団体に管理されています。
今回展示したパネルの一つに、イギリス海峡を臨む「セブンシスターズ・クリフ」という、イギリスを代表する有名な景勝地がありました。7つに連なるチョーク層の白亜の壁が7人の修道女に見えることから、この名前が付けられています。
かつてこの断崖絶壁は海峡を渡る船乗りの難所で、18世紀頃には壁に掘った洞窟に危険な岩場を知らせるためのランプが灯されたそうです。現在は、渡り鳥の観測地点として、また新石器時代の塚などが残る考古学的に貴重な場所として、多くの人に親しまれています。
英国ナショナル・トラストはこのような海岸線を多く所有し、その美しい景観を後世に伝えるべく、積極的な活動を推進しています。
当社では、こうした環境問題を重要課題の一つとして捉えており、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。
今回のロビー展をきっかけに、当社が取り組むCSR活動について少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
今後も、皆さまへナショナル・トラスト運動に関する情報発信に注力してまいります。