松戸支店
こんにちは。松戸支店の関原です。
当店では7/16(火)~7/30(火)の2週間にわたり、「ナショナル・トラスト」に関するロビー展を開催しました。
近年、これまで軽視されがちであった自然の恵みを財産としてとらえ、自然資本を積極的に保全していく取り組みが世界中で広がっています。
そのなかでも「ナショナル・トラスト」は、自然資本を確実に守ることができる有効な方法です。
ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。
三井住友信託銀行では、トラスト地の取得や環境教育、信託の仕組みを利用した寄付資金の仲介などを通じて、それぞれの土地に根差した活動を支援しています。
福井県のトラスト地「中池見湿地」や大阪・八尾市に棲息する希少種「ニッポンバラタナゴ」を題材とした環境教育、日本最大の環境関連イベント「エコプロダクツ展」への出展、ナショナル・トラスト全国大会への参加、英国商業会議所における講演会の開催など、ナショナル・トラストを皆さまに知っていただくために様々な取り組みを実施しております。
今回、当店で開催したロビー展もこの取り組みの一環です。これをきっかけに、ナショナル・トラストや当社の取り組みを知って、興味を持っていただければ幸いです。
当店では今後も、様々なサステナビリティ活動に取り組むとともに、情報発信にも注力してまいります。