トップ  > 新百合ヶ丘支店  > 「お金で買う幸せ、買わない幸せ」セミナーで講師を務めました!

こんにちは、新百合ヶ丘支店の田中です。

 

当社では2/7(金)、川崎市麻生区民会館にて行われた麻生区役所まちづくり推進部生涯学習支援課社会教育振興係主催のセミナーに講師を派遣しました。

 

本セミナーは、「お金で買える幸せ、買わない幸せ」という連続5回シリーズの市民講座で、当社はその3回目を担当し、経営企画部CSR担当部長が「自然を資産(資本)として考える方法」というテーマで講演しました。

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自然資本とは何でしょうか。

自然資本は森林や土壌、水、空気、それらが育む生物などを指します。資本は価値(恵み)を生みます。

森林を例に挙げれば、水質浄化や洪水の緩和など人間に様々な恵みをもたらしており、日本の森林は年間70兆円の経済価値を生み出しているという試算もあります。

 

 

このように自然界が私たちに提供している便益は莫大ですが、お金に換算されないと価値が分からないため、世界中で自然破壊の進行に歯止めがかかっていません。

今、世界銀行などが中心になって自然を資産(資本)と捉え、経済価値を算定する動きが広がっているのは、こうしたことが背景になっています。

講演では、このような自然資本の最新動向をなるべく分かりやすくご説明しました。

 

皆さま熱心にメモを取りながら話を聞かれ、休憩中やセミナー終了後も多くの質問が飛び交う等、参加者の方からは大変ご好評いただきました。

 

アンケートには、「世界の今を知る、という話は興味深いものだった」、「このような話はマス・メディアにはなかなか出てこないので、地道に伝えていけたらいいと思う」、「「自然」と「経済」との共存を考えている方々の話をもっと聞いてみたい」などのご意見を頂戴しました。

 

当社では今後も、このような情報提供の場の創出をはじめとしたCSR活動に力を入れてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。