宇都宮支店
こんにちは。宇都宮支店の木村です。
最近、寒さが一段と厳しさを増しておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当店では12月初旬、「ナショナル・トラスト」について学ぶオンライン社内勉強会に参加しました。
ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で、自然や歴史的な建造物等の財産を取得し、国民のために守っていく活動を指します。
自然を守るには、公有地化や自然保護区指定といった行政の活動だけでは限界があります。そこで、ナショナルトラストの活動は行政の役割を補い、自然を守る確実な方法として注目されています。
この活動は、約100年前にイギリスで市民の発案により始まりました。ピーターラビットの著者としても有名なビアトリクス・ポターも、湖水地方の風景を守るためにナショナル・トラストを支援しました。
一方、日本では50年前に鎌倉で始まりました。鶴岡八幡宮の裏山「御谷(おやつ)の森」で宅地開発の計画がありましたが、市民からの寄付金によって自然が守られたというエピソードがあります。
昨今、相続税や管理に手間がかかることからも土地を寄付したいと考える方が増えてきているようです。もしお悩みや気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
当店では積極的にサステナビリティについて学び、より皆さまのお役に立てる情報の提供に努めてまいります。