こんにちは。吉祥寺支店・吉祥寺中央支店の松尾です。

当店では、8/9（月）～8/20（金）の期間、3階ロビーにて「ナショナル・トラスト」パネル展を開催しました。

今回のパネル展のテーマ、「ナショナル・トラスト」をご存知でしょうか？

ナショナル・トラストとは、一人一人の市民や企業からの遺贈や寄付等を元に、自然地や歴史的な環境・建造物を買い取り等で保護することによって、子供たちや孫、そして将来の人々の為に永久に残していく活動です。

近年、これまで軽視されがちであった自然の恵みを「自然資本」という財産として捉え、自然資本を積極的に保全していく取組みが世界中で広がっています。

「ナショナル・トラスト」はそんな自然資本を確実に守ることが出来る有効な方法です。

世界的に有名な絵本「ピーターラビット」の作者ビアトリクス・ポターは、その著作料で愛する英国の湖水地方の土地を買い取り、ナショナル・トラストに遺贈したことで知られています。

19世紀の英国で発祥したナショナル・トラスト活動は現在、世界各地に広がり、ここ日本でも1960年代半ばに古都・鎌倉で住人が鶴岡八幡宮の裏山にある「御谷（おやつ）の森」を保護する為募金活動を始めたことをきっかけとして、今では50以上の地域に活動の輪が広がっています。

当社は「国内のトラスト地を増やすことは私たちの生活基盤を支えるための投資である」という考えのもと、信託の仕組みを利用した商品や各種活動を通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。

今回のパネル展を機に、皆さまに「ナショナル・トラスト活動」をより深く知っていただくきっかけとなったのであれば幸いです。

当店では今後も、様々なロビー展・パネル展を企画・開催し、当社のサステナビリティ活動を皆さまに紹介してまいります！