こんにちは。中野支店の熊澤です。

当店では、地域と結びつきを深め、お客さまの待ち時間を少しでも充実してお過ごしいただけるよう、継続的にアール・ブリュット展を開催しています。

アール（Art）は「美術」、ブリュット（Brut）は「磨かれていない（加工されていない）生のままの」という意味のフランス語です。

アール・ブリュットは「生（き）の芸術」とも言われ、専門的な美術教育を受けていない人々が、内なる衝動から独自の発想と表現方法によって生み出す芸術作品を指します。

現在は、水野  貴男氏（1982-年）の作品を展示しています。

20年前から絵の創作を続けている水野氏は、現在は通っている施設のコーヒーマスターとして仕事をしながら、ほぼ毎日2〜3時間アトリエで絵を描いているとのことです。

写真を見ながら描くことが多いモチーフは、風景・植物・動物・人物と幅広く、素材は画用紙に150色の色鉛筆を使用しており、高い筆圧で塗りこまれる色彩は、まるで絵の具で描いたような鮮やかさが特徴的です。

色鉛筆で描かれたとは思えないほどの濃密で鮮やかな色合いとダイナミックな構成に、私も思わず感動してしまいました。

水野氏の作品は、1/19（月）まで、当店のロビーに展示しておりますので、ご来店の際には是非ご覧ください。

当店では今後も、アール・ブリュット作品の展示を行ってまいります。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。