大森支店
こんにちは。大森支店の野田です。
当店では7/19(木)、大田区地域包括支援センターより職員の方をお招きし、社員を対象とした認知症サポーター養成講座を受講しました。
この講座を通じて、認知症についての正しい知識を習得し、自分のできる範囲で認知症の人とそのご家族を応援するのが「認知症サポーター」です。
当日は、加齢によるもの忘れと認知症の記憶障害の違い、認知症の種類や治療法、予防に効果的な活動や食材、認知症の人との接するとの心構えなどについて、詳しく教えていただきました。
大田区地域包括支援センターでは、「認知症になっても安心して暮らせるまち」の実現を目指しているというお話しがありました。
その活動の一つが「高齢者見守りキーホルダーシステム」で、事前に地域包括支援センターに本人情報、緊急連絡先、かかりつけ医療機関、病歴等を登録してもらい、個人番号の書かれたキーホルダーを配布しています。
この取り組みは地域に暮らす65歳以上の方すべてを対象としているため、このシステムを通して、まだ介護が必要のない段階から地域包括支援センターの存在を知り、地域住民が地域包括支援センターとつながることができます。
現在大田区にお住まいの65歳以上の方の約3割の方がこのキーホルダーを保有しているそうです。とても多くの方がお元気なうちから備えられていることを知って驚きました。
金融機関に努める私たちは、認知症が疑われるお客さまに対して何ができるのかについて考えると共に、認知症の方とそのご家族に適切なサポートをすることで地域にも貢献できると思います。
超高齢社会となった日本では、自分の家族や自分自身も認知症になる可能性があります。皆さまもこの機会に是非、認知症について考えていただき、偏見や先入観を持たずに温かい目で見守っていくことの大切さを知っていただければ幸いです。
当店では今後も、様々なサステナビリティ活動を通じて地域に貢献してまいります。