トップ  > 芝営業部  > シルバーカレッジ夏期講習を開催しました!

こんにちは、芝営業部の船橋です。

 

当部では、昨年10月から今年3月にかけて、文化・歴史・健康など幅広い教養テーマについてお話するセミナー「シルバーカレッジ」を開講しました。

ご参加いただいた皆さまに大変ご好評をいただいたため、この夏には第2弾として「シルバーカレッジ夏期講習」と題したセミナーを開催しました。

 

 

第1回目は7/31(水)、昨年10月に続き、NPO法人江戸前21の清田和美理事長を講師にお招きし、「芝の歴史散歩(その2)」と題したセミナーを開催しました。

 

江戸や明治にタイムトリップして、当部の近所である赤羽橋から古川沿いを散策する、といった内容で、史跡の写真や古地図を使いながら、興味深いエピソードをお話しいただきました。

 

受講者の関心をひときわ引いたのが、安産・子授けの神として有名な水天宮についてのお話です。

現在、東京タワーが間近に見える赤羽橋のそばには、江戸時代には久留米藩の上屋敷があり、屋敷内に地元久留米の水天宮を分祀したのが、江戸の水天宮の始まりだそうです。

明治時代に入り、水天宮は日本橋蛎殻町に移転しました。

当初、大名の藩邸内に町人が立ち入ることはできなかったのですが、月に1回の一般参拝を認めたところ、江戸の町人から大変な人気を博したそうです。

財政難に苦しむ久留米藩にとっても、一般参拝客からの賽銭は貴重な収入源となっていたという歴史こぼれ話もお話いただきました。

受講いただいた方は、「身近な場所の歴史を知ることができてよかった」、「涼しくなったら歩いてみたい」等のご感想をいただきました。

 

 

第2回目は8/29(木)、「老年学」の第一人者である人間総合科学大学院の柴田博教授を講師にお招きし、、「栄養失調になっていませんか?~タンパク質がたりないよ~」と題したセミナーを開催し、動物性タンパク質をしっかり摂ることが健康と長生きにつながるというお話をしていただきました。 

 

講義終了後の質疑応答では、「肉を食べる時はいつも脂身をよけて食べているが、今後どうしたらよいか」という質問が寄せられ、柴田教授からは、「欧米人と異なる食生活の日本人が、肉を食べる時にわざわざ脂身をよける必要はない」とのアドバイスをいただきました。 

 

受講いただいた方からは、「動物性タンパク質に対しての認識が違っていた」、「目からウロコが落ちた」等の感想が寄せられました。

 

 

当部では今後も、文化・歴史・健康を切り口としたテーマで、皆さまに楽しんでいただけるセミナーを企画してまいります。

どうぞお楽しみに!