こんにちは。新宿支店・新宿西口支店の奥田です。

当店ではこれまで「新宿探求学」として支店周辺、わがまち新宿に関する各種イベントを行ってきました。

今回2/5（月）に、新宿歴史博物館 館長の鈴木靖氏による社内向け講演会を実施しました。

鈴木氏は新宿区に入庁後、長く学芸員として文化行政に携わってこられ、過去にはNHKの有名番組「ブラタモリ」でも新宿に関する会に出演されています。

講演では、内藤新宿と呼ばれた江戸時代から戦前、戦後を経て現在に至るまで、新宿の街並みの変遷について、歴史的背景を交えてお話しいただきました。

・鉄道敷設時、蒸気機関車の煙を嫌って、新宿駅は（内藤）新宿のはずれに建てられたこと

・戦前京王電鉄の新宿駅は現在の場所ではなく新宿3丁目付近にあったものの、戦時中の電力不足で電車が橋を越えられなくなったことから駅が現在の場所に移転したこと

・西口一帯に広がる高層ビル群はかつての淀橋浄水場の底地に建てられていること、昔の町割りによって現在の行政（税務署）の管轄が現在も異なっていること

など、かつての新宿が現在に続いていく歴史を学ぶことが出来ました。

当店では、かつての新宿を新宿の街並み写真などを各ブースに設置し、ご来店をお待ちしております。

地域に根差し、選ばれる金融機関となれるよう、今後も活動を継続してまいります。

～新宿歴史博物館のご紹介～

新宿歴史博物館は四谷にある区立博物館で、縄文時代から現在までの新宿の歴史を網羅した展示が陳列されています。中でも、江戸時代の新宿の街並みを再現した大規模なジオラマ、昭和の文化住宅の復元家屋、新宿を走っていた都電の原寸模型（乗れます！）などもあり、歴史が好きな方、お子様がいらっしゃる方でも楽しめる博物館となっていますので是非足を運んでみてください。

当社グループの三井住友トラスト不動産のHPでもかつての新宿の姿が紹介されています→三井住友トラスト不動産　このまちアーカイブス