神戸・神戸三宮支店
こんにちは。神戸支店・神戸三宮支店の打田です。
暑さが和らいできましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当店では9/1(金)、兵庫県弁護士会に所属する弁護士先生と当店社員にて、弁護士を取り巻く「信託、後見制度、遺言の利用状況」等について勉強会を実施しました。
当日は、弁護士9名、当店社員12名が参加し、主に高齢者に対する社会課題について議論を交わし、現状の把握、当社金融商品・サービスの内容、民事信託(家族信託)の在り方やその効果・課題をお互いに認識することができました。
わが国の信託は、信託銀行が受託者となる「商事信託」が信託の中心として発展してきましたが、平成18年の信託法改正を受けて活用の幅が広がり、親族等が受託者となる「民事信託」が注目されるようになりました。
民事信託を活用することで、親族など信頼できる人にあらかじめ財産の運用や処分を任せることができ、遺言・成年後見制度よりも自由度が高いことが特徴です。
勉強会では、弁護士先生から過去の判例などを交えた説明を受け、当社の相続関連の専門職である財務コンサルタントからは相続に関係する事例を実体験に基づきながらお伝えするなど、双方の間で自由闊達な意見が飛び交いました。お互いの理解を改めて深めることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
当店では今後も、お客さまに役立つ幅広い商品・サービスを提供するなど、信託銀行として高齢社会に対応した健全な信託の普及に努めてまいります。