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神戸・神戸三宮支店

当店はSDGs目標3の達成に向けて、
2030年のありたい姿に向けて、拠点を置く神戸近隣への社会貢献として、金融リテラシーを上げる活動を推進
結果的に健康であるための金融の面での備えに貢献します。

トップ  > 神戸・神戸三宮支店  > 認知症について考える

神戸支店の明石です。

先日、認知症の専門家の方を講師としてお招きし、「認知症の予防と最適なケアについて」をテーマにセミナーを開催致しました。 

WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)によりますと、認知症の定義として、「認知症は、脳疾患による症候群であり、通常は慢性あるいは進行性で、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習能力、言語、判断を含む多数の高次皮質機能障害を示す。意識の混濁はない。」とされています。

そこで、記憶のメカニズムや記憶の種類、睡眠と覚醒の仕組み、化学物質の作用など、脳のしくみから認知症について学びました。 

セミナーの中で、<認知症の方との接し方10か条> を教えて頂きましたのでご紹介します。

①     微笑の交わし(親しみの温和な心の交流)
        目があったら、照れくささを捨てて微笑みましょう。

②     温かいまなざし(優しい融和的な目の表情)
         喉仏の位置からその人を見ましょう。

③     うなずきの示し(動作で分かる共感的な同意)
    言葉のセンテンスやブレスに合わせてのうなずき

④     和らぎの話しかけ(穏やかな落ち着いた近づき)
    正面から近づかず、45゜もしくは90゜から近づきます。

⑤     ゆっくりあわせて聴く耳を(許容的な心の受容)
    少しだけ、話している方へ耳を傾けましょう。

⑥     手の触れ合い(身近な頼りの接触感、手は心の絆)
    手を触れられるのが嫌いな時には背中を触れましょう。

⑦     敬愛的な挨拶(対話の糸口、挨拶は接触の糸口)
    感情情報を交えて挨拶しましょう。

⑧     はっきりやさしく分かるように話す(聴く)
    周囲が騒がしいと聴き取り困難です。静かな所で話しましょう。

⑨     リラックスできる場で横隣に座って話し合う
    横隣りに座り、同じ姿勢・同じ方向をみてその人になりましょう。

⑩     気分や態度などを察して対応

この10か条を心に留め、正しい知識を持って、認知症の方と接するようにしたいと改めて感じた1日でした。

 神戸支店では、今回の認知症セミナーをはじめ、お客様の関心の高い内容を取り上げ、今後もセミナーを開催していく予定です。

お近くにお越しの際には、是非当社セミナーにご参加下さい!(セミナーご参加の際は事前にご予約が必要です。)