あべの・阿倍野橋支店
こんにちは。阿倍野橋支店・あべの支店の福井です。
当店では12/8(火)、オンラインで「ナショナル・トラスト」勉強会に参加しました。
近年、これまで軽視されがちであった自然の恵みを「自然資本」という財産として捉え、自然資本を積極的に保全していく取り組みが世界中で広がっています。そのなかでも「ナショナル・トラスト」は、自然資本を確実に守ることができる有効な方法として19世紀にイギリス市民の発案で始まりました。
ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で、国民の財産(自然や歴史的な環境)を取得し、国民のために守っていく活動です。自然を守るには、公有地化や自然保護区指定といった行政の活動だけでは限界があります。そこで、ナショナルトラストの活動は行政の役割を補い、自然を守る確実な方法として注目されています。
日本では1960年代に鎌倉で第1号のナショナル・トラストが誕生しました。以降、活動は全国に広がり、現在では日本全国50以上の地域でナショナル・トラスト活動が行われています。
当社では、「国内のトラスト地を増やすことは私たちの生活基盤を支るための投資である」という考えのもと、寄付キャンペーンへの参加やトラスト地の保全管理等、さまざまな形で各地のトラスト活動を支援しています。
当店では今後も、様々なサステナビリティ活動について学び、積極的に活動に取り組んでまいります。