あべの・阿倍野橋支店
こんにちは。阿倍野橋支店・あべの支店の長﨑です。
当店では先日、大阪司法書士会 阪南支部・天王寺支部合同の研修会に参加させていただき、「実務の視点からの民事信託~民事信託の金融取引と金融機関からみた民事信託の現状~」をテーマに勉強会を開催しました。
当日は、当社プライベートバンキング企画推進部の社員が講師となり、民事信託の最新動向や事例紹介、当社の民事信託サポート等について説明しました。
ここで、改めて「民事信託」について簡単に説明します。
わが国の信託は、信託銀行が受託者となる「商事信託」が中心に発展してきましたが、2006年の信託法改正を受けて活用幅が広がり、親族等が受託者となる「民事信託(家族信託)」が注目されるようになりました。
「民事信託(家族信託)」は、「家族ための家族による信託」とも言われ、高齢者の財産管理手法の一つとして関心が高まっています。「数世代にわたる財産の管理が可能」・「相続税対策を含む柔軟な財産管理が可能」といった特徴があります。
当社では、民事信託を手掛ける士業の先生方と協力しながら、民事信託の受託者様に対し、金融・信託・財産承継等の多様なサービスを提供しつつ、シニア世代のよきパートナーでありたいと考えています。
当日は40名を超える先生方にご参加いただき、「金融実務面や取引事例からみた民事信託の留意点の話はとても参考になった」等の感想をいただくなど、改めて関心の高さを感じました。
当社は今後も、地域の先生方とのネットワークを大切に皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。