梅田・阪急梅田支店
こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の内田です。
当社では12月初旬、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会より総務部長の中安直子様を講師にお招きし、オンライン社内勉強会を開催しました。
当店では12/8(火)、支店長席とFD・CS委員会のメンバーがこの勉強会に参加しました。
ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で、国民の財産(自然や歴史的な環境)を取得し、国民のために守っていく活動です。
自然を守るには、公有地化や自然保護区指定といった行政の活動だけでは限界があります。そこで、ナショナルトラストの活動は行政の役割を補い、自然を守る確実な方法として注目されています。
これは産業革命の起こったイギリスで発祥した活動ですが、日本でも約50年前に鎌倉でナショナル・トラスト活動が始まり、現在では国内で55カ所、計1,741haの土地が取得されています。
「ナショナル・トラスト」は、寄附金だけでなく土地そのものを寄付する方法もあります。遺贈を受けたけれど自身では管理できない山林等を公益財団法人へ寄付した場合は、所得税、相続税の優遇措置の対象となるそうです。
今回の勉強会で、行政だけでは限界がある自然保護活動をトラスト団体が補い、確実に自然を守っていくことのできる方法だと学びました。
自然保護や環境保護に関心を持たれるお客さまも多くいらっしゃいますので、さまざまなご相談への応対時に今回学んだことを活かしていきたいと思います。
当店では今後も、様々なサステナビリティのテーマについて学びを深め、積極的にSDGsの取り組みを推進してまいります。