
八尾支店
こんにちは。八尾支店の宮脇です。
当店では、12月に行われたニッポンバラタナゴ高安研究会の森林整備活動に、社員6名が参加しました。
八尾市の東部に位置する高安山には、自然豊かな里山が連続して存在し、その山麗地域のため池にはニッポンバラタナゴが生息しています。
生き物の生息環境を保全するためには、森林を定期的に整備し、森林自体の生育環境を整える必要があります。
高安山では、スギやヒノキの人工林、クヌギやコナラなどの雑木林の整備を行っています。
活動参加者は腰にノコギリと剪定ばさみを携え、山に入りました。作業では、間伐された木の枝を切り落とし、ヒノキの葉を集めて、刈り取りと回収しました。回収し集めたヒノキの葉はヒノキオイルに加工され、切り落とした枝は廃校で開催される木工教室で有効活用されます。
適切な間伐によって森林内に光や風が通り、下草が成長します。これにより森林の保水力が高まり、表土の流出を防ぐ効果があります。また、腐葉土が増えることで下流の水に栄養分が供給され、多様な生物の生息環境を維持できます。
今回の活動の参加により、実際に体験しながら森林について学び、森林整備活動の大切さを改めて実感しました。
当店では今後も、地域の環境保全活動に取り組んでまいります。