トップ  > 甲府支店  > 「大木記念美術作家助成基金」授与式を実施しました!

こんにちは。甲府支店ロビーアテンダントの清水です。

寒暖差の激しい季節に体調管理が難しいと感じる今日この頃です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

当店では4/21(金)、「公益信託 2023年度大木記念美術作家助成基金」(受託者:三井住友信託銀行)の授与式を行いました。

「公益信託 大木記念美術作家助成基金」は、故 大木いつみ氏(平成5年1月没)および大木トシ子氏が資金を拠出し、山梨県出身または山梨県内に住居、もしくは活動の場を有する新進美術作家を助成することを目的として設定された基金です。

かねて社会公益に対する志が篤く、ご自身の所蔵美術品およびその展示保存基金を山梨県に寄付する等、県内の美術発展に著しい功績があった故 大木精之助氏(平成元年没)および故 大木十九造氏(平成3年没)のご遺志を生かして、前途有為な人材の育成と芸術の普及向上に寄与することを目的としています。

本基金は平成4年12月の設定以来、助成者累計人数は51名(今回の1名を含む)にのぼります。

 

今年度は古屋 崇久氏が受賞され、青柳正規運営委員長(山梨県立美術館館長)より贈呈書が授与されました。

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山梨市出身の古屋氏は、明星大学 造形芸術学部 造形芸術学科で学んだ後、2015年8月より社会福祉法人友愛学園(本部東京都青梅市)に勤務し、重度障がいのある方々の創作活動支援に従事していらっしゃいます。

日常の生活の中で感じる違和感や社会のズレに対して独自の手法でアプロ―チし、鑑賞者が体験的に知覚することのできる作品を発表しており、近年では「Tokyo Midtown Award2019」で優秀賞・オーディエンス賞を受賞しています。

古屋氏はこの海外研修助成金で、今年7月~10月の期間、福祉国家であるスウェーデン・イェーテボリにある障がい者福祉施設「Grunden DV」を滞在受け入れ先とし、先端的な福祉・表現活動をリサーチ、作品を発表する予定です。

今回の授与式の様子は、4/22付の山梨日日新聞に記事として掲載されました。

 

当店では今後も、様々なサステナビリティ活動に注力してまいります。