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 こんにちは。新潟支店の昆です。

当店では7/19(水)、新潟市立赤塚中学校にて、次世代を担う子供たちに向けたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトを実施しました。

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当社のESD(環境教育)プロジェクトは、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会、公益財団法人日本生態系協会からのアドバイスを受け、全国のナショナル・トラスト活動や地域の貴重な自然など、地域に根ざした環境保全活動を題材に設定し、映像教材を活用した環境教育を近隣の小・中・高等学校に提供しています。映像教材の制作や授業での活用にあたっては、環境専門のインターネット放送局グリーンTVジャパンと密接に連携しています。

2012年からスタートした取り組みは、今回で5年目、第9回目を迎えました。

※当社のESDプロジェクトについてはこちら(←クリック)をご覧ください。

 

赤塚中学校の前には、1996年にラムサール条約登録湿地となった「佐潟」があります。新潟にお住まいの皆さまはよくご存知かと思いますが、ここは冬になるとたくさんの白鳥が飛来する場所として有名です。

赤塚中学校の皆さんは、佐潟に飛来する白鳥の保護活動や、「潟普請(かたぶしん)」と呼ばれる潟の定期的な保全・整備活動、湿地に生息する生きものの飼育や調査に取り組んでいます。

今回のESDプロジェクトは、赤塚中学校の生徒の皆さんや地域の皆さまが取り組んでいる佐潟の保全活動をサポートし、佐潟をはじめ、新潟の自然の大切さをさらに広めるお手伝いをしようと企画したものです。

 

当日は、公益財団法人日本生態系協会の関事務局長が講師となり、ICT(情報通信技術)を活用した環境教育の授業を実施しました。授業では、生徒の皆さんに馴染み深い佐潟の他、佐渡市のトキや稲作、新潟に飛来するコウノトリなど、新潟県内の貴重な自然を題材に、「自然と共生する地域づくりとはなにか」についてお話をしていただきました。

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授業の後、生徒の皆さんからは、「これまでは佐潟のことだけ考えて活動をしてきましたが、今回の授業を受けて、もっと視野を広げて新潟の自然について考えなければいけないと思いました」、「生活の質の向上のためによかれと思ってやったことが、実は環境に悪影響を与える場合があることを知りました」、「全ての生きものにとって完璧な環境づくりは難しいかもしれないが、一つでもよいことを増やし、よい潟づくりをしたいです」といった感想が寄せられました。

 

私たちも、生徒の皆さんが取り組んでいる環境保全活動の輪が大きくなり、新潟の貴重な自然を守ることの大切さを共に地域に広められるよう、様々な取り組みを進めていきたいと考えています。

今後も、地域の自然・生態系の保全活動の活性化と環境教育の実践に努めてまいります。