トップ  > 富山支店  > 森の墓苑パネルを開催しました!

こんにちは。富山支店の大岩です。

梅雨明けも近づき、暑い日も増えてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当店では、ロビーにて「ナショナル・トラスト」紹介の一環として、森の墓苑をテーマとしたパネル展を開催しました。

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ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行の扱う「信託(=Trust)」と同じ英国の「トラスト(Trust)」の考え方から始まった運動と言えます。

日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、環境教育、まちづくりなど、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。

当社では、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。

 

森の墓苑は、2016年2月に(公財)日本生態系協会が経営主体となり、千葉県長生郡にオープンした墓苑です。

森の墓苑では、「半世紀かけて敷地全体を豊かな森にするという」コンセプトのもと、墓石や花立てなどの人工物は設置せず、ご遺骨は土に埋葬し、墓石の代わりに木製の墓碑と地元由来の苗木を植えています。生きものとともに育むことで将来は墓苑全体が本物の自然の森になるため、失われた大切な自然を再び美しい森に戻す「自然を再生するお墓」として注目を集めています。

このパネル展をきっかけに、皆さまにナショナル・トラストや森の墓苑について知っていただければ幸いです。

 

今後も、様々なテーマのロビー展を企画・開催し、皆さまへの情報発信に努めてまいります。