北九州支店
こんにちは。北九州支店の小田です。
当店ではこのたび、「北九州SDGs探求学習プログラム成果発表会」に参加し、福岡県立八幡南高等学校を訪問しました。
「北九州SDGs探求学習プログラム」とは、北九州市がスタートした、高校生たちが課題解決に取り組む団体と交流をはかりながら、地域課題の把握等に実践的に挑戦していく取り組みです。
今回の訪問は、当店が昨年春から加盟している「北九州SDGsクラブ」の会員マッチング機能を活用しお声掛けをいただき、実現したものです。
同校では、7つの探究テーマを掲げ、各テーマごとに8班(1班5名~6名)を構成したそうで、当日は全56班の発表がありました。
更に各班ごとにサブテーマ(課題)を決め、探究学習を行ったそうです。同じテーマでもそれぞれ課題が違うので、56班ひとつとして同じ内容のものはなく、すべての発表会が興味深く、引き込まれました。
各班の生徒たちは、現状を把握して課題を見つけ、解決策を示し、その課題や解決策がSDGs17のどの項目につながっていくのかを詳しく示していました。
この学習の中では、SDGsについて学習する目的に加え、「総合的な学習を通して自己の在り方・生き方を考え、主体的に課題を発見し解決していくための資質・能力を育成する」という目的もあるそうです。
この資質・能力とは、①主体的に学びに向かう力、②課題解決力、③コミュニケーション力、④社会の発展に寄与する力、だそうです。
私がこの発表会に参加して感じたことは、このプログラムが、これからの社会を担う若い高校生たちがSDGsのことを知り、興味を持ち、考え、何か自分にできることはないかと行動に移すきっかけになった、ということです。そして、①~④の資質・能力は、これから社会生活を送る中で必ず役立つものであり、それらを高める訓練ができたことは、生徒の皆さんにとってかけがえのない財産になったと思います。
当店も、八幡南高校の皆さまの活動を参考にしながら、SDGs取り組み推進を通して自分たちに何ができるかについて、改めて深く考えたいと思います。
当店では今後も、支店一丸となって、地域の皆さまのお役に立てるようなサステナビリティ活動に取り組んでまいります。