こんにちは。北九州支店の小田です。

秋風が心地よい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当店は10月、第7回「キタキューカレッジ」を開催しました。

今回は北九州市立高校の3年生3名をお招きし、「古着から作るエコバッグ活動」について学びました。今回の勉強会は、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」について学ぼうと企画したもので、オンラインでの参加も含めて社員35名が参加しました。

当日は、講義の前に、担当の秋好先生と生徒の皆さま3名、当社社員2名で意見交換会を行いました。SDGsの取り組みについてはもちろんのこと、高校3年生ということで、今一番関心のある進学や就職についても、いろいろな質問がありました。

当店の新入社員からは、自分が進学や就職する際の当時の気持ちや考え、それに向かっての取り組んできたこと、実際に大学に進学した際や就職した際のお話をいたしました。

そのあとは、会議室に移動して、「古着から作るエコバッグ活動」をテーマに講義をしていただきました。

北九州市立高校では持続可能な社会を目指し、生徒一人一人が自ら考え、自分たちにできることに取り組んでいます。様々な取り組みを進める中で、「自分たちが着用している制服を再利用できないか」、「卒業すれば廃棄されることが多い制服を再利用してみよう」と考え、この活動が始まったそうです。

まず制服を繊維に戻し、そこから布にしてバックを作成、出来上がったエコバッグは、地域の量販店やコンビニエンスストアで販売される予定だそうです。

しかし、課題もまだまだ多くあり、その課題を生徒の力だけで一つ一つ解決していっている、というお話もありました。

発表が終わった後は当社社員からたくさん質問が出て、活発な質疑応答の時間となり、とても有意義な勉強会となりました。近い将来、生徒の皆さまが作成したエコバッグを手にできるそうですので、楽しみですね！

講義のあと、先生と生徒の皆さまからは、「今日は貴重な体験をさせていただきました」、「とても緊張したけれど、今日のために一生懸命練習したのでスムーズに話すことができました」、「日々の生活の中で大人と話す機会は先生と親以外はほとんどないので本当に貴重な体験でした、ありがとうございました」とのお言葉をいただきました。

当店では今後も、サステナビリティ活動を積極的に推進するとともに皆さまへの情報発信にも注力してまいります。