佐賀支店
こんにちは。佐賀支店の山岸です。
当店では12/9(水)、龍谷高等学校の生徒の皆さまを講師にお招きし、地元の「ゴミ・環境問題」と「シチメンソウ」について学ぶ勉強会を開催しました。
私たちの地元・佐賀市には東与賀海岸に広がる“東よか干潟”という干潟があります。
ここにはムツゴロウなど有明海の泥干潟特有の生物やクロツラヘラサギなど絶滅危惧種を含む水鳥類が多く生息しており、2015年にラムサール条約湿地に登録されました。
「シチメンソウ」は絶滅が危惧されている貴重な塩生植物です。このシチメンソウは、秋になると佐賀市の東与賀海岸を真っ赤に染めます。 しかし、近年ではゴミや流木などの影響で年々その数が減少するなど、貴重な植生物に危機が迫っています。
今回の勉強会は、このシチメンソウや絶滅危惧種生物が生息する東よか干潟について調べ、ごみ拾いなどボランティア活動にも参加された龍谷高等学校の生徒の皆さまを講師としてお招きして開催したもので、当店社員全員が受講しました。
生徒の皆さまは、調査して学んだことを持ち帰り、東与賀海岸のごみ拾い活動に参加するなど、この活動を通じて一層 問題意識が高くなったと話されていました。
同校では普段からSDGsに関する活動に積極的に取り組まれていますが、今回の勉強会に参加して、ごみ・環境問題に対して一人一人が「身近にできることから実践していきたい」という強い思いを持って、意識高く取り組まれている姿を拝見し、私どもも感心するばかりでした。
勉強会終了後、参加した社員からは「高校生が真面目に取り組んでいる姿をみて自身の行動・意識も改善していかなければと感じた」、「もう一度SDGsについて学び直そうと思った」、「地元・佐賀に“愛”のある取り組みだと感じた」、「佐賀や環境について知らないことばかりだと気づかされ大変勉強になった」という声があがりました。
地元の学校の生徒の皆さまと交流する機会はなかなかないので、大変貴重な時間となりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
今回講師で来てくださった高校生の方は、準備から発表まで一人で対応してくださり大変だったかと思いますが、この経験を学校に持ち帰って、他の生徒の皆さまにも還元していただければ幸いです。
当店では今後も、地域に学び、地域の皆様に貢献できるよう、様々なサステナビリティ活動に取り組むとともに、地域の情報発信に積極的に取り組んでまいります。