こんにちは。岡崎支店の近藤です。

1年でもっとも寒い季節となっておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当店では、1/7（月）～1/18（金）の期間中、でナショナル・トラスト「森の墓苑」ロビー展を開催しました。

ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。

日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。

「森の墓苑」は、公益財団法人日本生態系協会が2016年2月に千葉県内にオープンした墓苑です。土砂採掘により森が失われた土地の自然を再生するため、地元由来の樹木を墓標として植え、将来は墓苑全体が本物の自然の森になります。

森の墓苑のコンセプトは、墓石の代わりに在来の木を植え、生きものとともに育むことで、かつて開発で失われた森を再び豊かな自然の森に戻すというものです。自然の中に眠りたいという新たなニーズにこたえ、失われた大切な自然を再生する森の墓苑は、新しい墓地のかたちとして注目を集めています。

この機会に、このようなナショナル・トラスト活動があるということをご認識いただければ幸いです。ご興味のある方はパンフレット、冊子のご用意がございますので、どうぞお気軽にお声がけください。

支店一同、皆さまのご来店をお待ちしております。