小金井支店
こんにちは。小金井支店の関田です。
肌寒い季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
三井住友信託銀行では、自然環境は私たちの暮らしを支える「資本」との考えから、自然を守る活動を支援しています。
現在残されている日本の本来の自然は、国土のわずか2割と言われています。そこで、弊社は、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会及び公益財団法人日本生態系協会と2005年から連携し「自然資本」を守るための取り組みを進めてきました。
日本ナショナル・トラスト協会は、絶滅危惧種の生息地や開発されそうな土地など、全国各地の早急に守るべき土地を確実に守るための活動をしています。日本生態系協会は、日本ナショナル・トラスト協会と共に、全国各地の自然地を取得し守る活動を進めています。
このたび、日本生態系協会より講師の佐山様にお越しいただき、当店社員向けに自然を再生する墓地「森の墓苑」活動について説明をいただきました。
日本生態系協会が運営する「森の墓苑」は、「自然を壊してつくる墓地」ではなく、「自然を再生し育てる墓地」を目指す活動として、2016年2月に千葉県で始まりました。
「半世紀かけて敷地全体を豊かな自然の森に再生させる」をコンセプトに、墓石や花立てなどの人工物は設置しません。ご遺骨は土に埋葬し、木製の墓碑と地元由来の苗木を植えるそうです。苗木はやがてドングリのなる明るい林へ、そして房総丘陵に昔からある濃い緑に輝く森へと成長していきます。
森の墓苑は、進まない自然然再生や墓地による開発といった課題解決の糸口として、また、多様化する葬送のニーズの受け皿として、これからの時代に求められる墓地として評価されています。
当社では相続や遺言などの業務を通じて、お客さまのエンディングに関するご相談を承っています。
この社内勉強会に参加したことで森の墓苑について理解を深めることができ、お客さまへご案内する際にも参考としてお話しできる情報もたくさん得ることができました。講師を務めていただきました佐山様、誠にありがとうございました。
当店では今後も、暮らしを支える資本である自然環境「自然資本」を守る活動に取り組んでまいります。