トップ  > 福山支店  > 生物や自然環境の保全について少し考えてみませんか?

こんにちは。福山支店の藤井です。

当店では1/13(火)より、WWFからパネルをお借りして、パネル展を開催しています。

 

WWFは世界約100カ国で活動している環境保全団体です。

 

「地球上の生物多様性を守り、人の暮らしが自然環境や野生生物に与える負荷を小さくすることによって、人と自然が調和して生きられる未来を目指す!」という理念のもとに様々な活動を行っています。

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その活動の一つに、ボルネオ島インドネシア領の森で見つかったスマトラサイの保全活動があります。

現在開催中のパネル展は、「緊急!幻のサイを絶滅から守ろう!」と題して、このスマトラサイの保全活動についてお伝えするものです。 

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ベトナムなどでは、サイの角はがんの治療薬や社会的地位を示す贈り物としての需要が高く、高値で取引が行われています。そのため、角を狙った密猟や、熱帯雨林の減少によって、1990年代には一度、スマトラサイは絶滅したと思われており「幻のサイ」と言われていました。

ところが、2013年にその生存が20年ぶりに確認され、大きな話題となりました。しかし、その生存が確認されたことで、再び密猟の手が迫っています。WWFでは、このスマトラサイが本当に幻の動物にならないために、様々な保全活動を行っているそうです。

 

パネル展では、WWFの野生生物の保護活動のほか、森林や海洋などの環境保全活動についての取り組みも紹介しています。

WWFは、会員から集める会費をもとに様々な活動に取り組んでいます。会員が1人増えれば、タンザニアで森を再生するための苗木を40本購入することができ、会員が10人集まれば、ベンガルトラの密猟の罠を発見する金属探知器を1台購入することができるそうです。

   写真④   写真⑤

生物や資源は無限にあるものではありません。世界中の人々が、現在の日本人の平均的な消費生活を始めたら、なんと地球2個分の資源が必要なんだとか…

お近くにお越しの際には是非、当店のパネル展にもお立ち寄りいただき、生物の保護や環境保全について心を傾けていただけたら大変嬉しく思います。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。