トップ  > 新百合ヶ丘支店  > 東日本大震災復興応援企画「米崎りんごプロジェクト」に参加しました!

こんにちは。新百合ヶ丘支店の五十嵐です。

6/20(土)、岩手県陸前高田市にて、当社の東日本大震災復興応援企画「SAVE TAKATA!米崎りんごプロジェクト」(←こちらをクリック)が開催されました。

「SAVE TAKATA!米崎りんごプロジェクト」は、一般社団法人SAVE TAKATAが取り組んでいる“農業の7次化”(6次化+担い手づくり)の現場を見るとともに、震災の津波被害や高齢化・過疎化に悩むりんご農家のお手伝いをしようと企画されたプロジェクトです。

CIMG6890

当日は、当店社員の有志6名が現地に向かいました。

JR一ノ関駅で他の店部やグループ会社の参加者と合流し、午前中はSAVE TAKATA スタッフの方にガイドしていただきながらに気仙沼沿岸部と陸前高田市内の視察をしました。

バスの中から臨む風景は、はじめは緑豊かな田園風景が広がっていましたが、沿岸部に近づくにつれて津波の被害を受けた住宅や学校などを見ることができました。

途中下車した「奇跡の一本松」周辺には震災当時のまま残されている建物も多く、津波被害のすさまじさを物語っていました。

写真1

復旧工事は少しずつ進んでいるものの、住みよい街の状態を取り戻すにはまだ幾年もかかります。震災から4年経った今もなお、仮設住宅で生活される方も多くいらっしゃるそうです。

 

改めて震災の被害の大きさを肌で感じた私たちは、陸前高田市の農家の皆さまのお力に少しでもなれればという気持ちで、りんご農園での作業に臨みました。

到着後、農園を経営する吉田様より農園に関するお話と、りんごの剪定「摘果(てきか)」に関するレクチャーをしていただき、作業を開始しました。

写真2

大きくて美味しいりんごが育つためには、中心となる実を選び、残りの実は切り落とさなければなりません。人の手で一つ一つ丁寧に確認しながら、作業を進めていきました。

    写真3        写真4

途中、雨が降ってきて作業が中断した時間もありましたが、計2時間にわたって摘果作業に取り組みました。短時間ではありましたが、ほんの少しでも被災地の復興や地域の支援に協力することができて充実した一日でした。

 

私たちは集中して作業したため、時間が経つのがとても早く感じましたが、農家の方は毎日この何万倍ものりんごの実を摘んでいるのだと思うと、改めてそのご苦労が身にしみました。

1年間の多くの行程を経て、秋には美味しい米崎りんごが収穫される予定です。農家の皆さまの思いをかみしめながら 、今後も東北のりんごを味わいたいと思いました。

 

今後も、社員一丸となって各地での社会貢献活動を続けてまいります。