こんにちは。福山支店の藤井です。

当店は1/18（土）、福山市経済環境局が取り組んでいる「里山里地保全活動」に参加しました。今回は山手・津之郷町で行われた猪の防護策設置を手伝いました。

参加したメンバーは地元の方を含め、およそ35名！

朝の9時、まだ寒さの残るなか、たき火で暖をとり、「猪から畑を守るため、防護柵をつくるぞ！」と意気込んで参加しました。

実際は私たちの担当は防護柵設置ではなく、切り株の除草と山に不法投棄された粗大ゴミ等を拾うという作業でした。しかし、これも里山里地を守るためには重要な仕事！軍手を着け作業開始です。

切株排除チームは、除草液を伐採後の切り株に塗ったり、ドリルで穴を開けて注入する作業を行いました。こうして切株などを枯らし、土地を使いやすいよう整備していきます。

一方の不法投棄・ゴミ拾いチームは、たくさんの粗大ゴミを拾っていました。アナログテレビや大きな鏡、家具をはじめとした様々なゴミが捨てられていました。

他にも、空いたスペースを使い、椎茸栽培場を整備しているグループもありました。

さて、肝心の防護柵設置グループは、約3時間の活動の末、立派な防護柵を完成させていました。

写真左手には果樹園や畑があり、その土地を守るためにこのような鉄網の防護柵が必要になるのだそうです。実は猪は跳躍力もかなりのもので、1メートル程度の高さであれば楽々飛び越えてしまうそうです。

作業終了後、参加者にはお土産として立派な窯で焼いた竹炭や、竹搾液が配られました。

当店参加メンバーからは、「なかなか経験できない活動なので、新鮮で楽しかった」といった感想が聞かれ、充実した一日となりました。 

今後も、地域の皆さまと共に、福山のまちづくりについて考えてまいります。