トップ  > 福山支店  > “レッドデータアニマルズ”パネル展を開催しています!

こんにちは。福山支店の藤井です。

当店では現在、“レッドデータアニマルズ”パネル展を開催しています。

パネル一覧

どれもよく動物園で見かける動物ですが、この5頭には実は一つの共通点があります。

 

それはIUCN(国際自然保護連合)が作成しているレッドリストに名を連ねる、“レッドデータアニマルズ”であるということです。

もともとレッドリストは「絶滅危機動物リスト」という名前でしたが、その紙が赤かったのでRed(レッド→赤い) List(リスト→一覧)と呼ばれるようになりました。そのレッドリストに載っている動物たちが“レッドデータアニマルズ”=「今絶滅が危惧されている動物たち」なのです。

 

現在に展示中のパネルの1つを紹介します。

皆さまが一度は動物園などで目にしたことのある「トラ(ベンガルトラ)」です。

トラ

このトラが絶滅に瀕している理由として、生息地が消失したからという説がありますが、最大の原因は「人間による乱獲」です。

トラは毛皮も美しく、そしてその骨はいい漢方薬になるとされていることから、20世紀に入ってから乱獲され、その数は激減しました。19世紀末には10万頭いたと考えられていますが、現在はおよそ4,000頭にまで減ってしまっています。

 

このような動物たちを守るべく、様々な活動に取り組んでいるのが公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)という団体です。 

パンダパネル

WWFは、世界における温暖化の影響について調査を行うなど、世界の約100カ国で活動をしている環境保全団体です。一般の人が会員になり、その会員から会費という形で資金を集めて自然環境保護のための様々な活動に役立てています。

会員が10名集まれば、ベンガルトラの密猟の罠を発見する金属探知器を1台購入することができるそうです。

 

当店にお越しの際は是非、パネル展もご覧いただき、動物たちを守るために何ができるのかについて立ち止まって考えていただければ幸いです。

皆さまのご来店をお待ちしております。