こんにちは。岡山支店・岡山中央支店の南村です。

当店では、公益財団法人邑久光明園友愛会と共同で、「理解しようハンセン病問題」をテーマにロビー展を開催しています。

国立療養所邑久光明園は、全国に13ある国立ハンセン病療養所の一つで、岡山市から東南35kmの瀬戸内海に浮かぶ長島にあります。

同園は療養所をまるごと社会復帰することを目指し、施設の地域への開放や、ハンセン病の啓発活動に取り組んでいます。

ハンセン病とは、人生の歴史上最も古くから知られ、恐れられてきた病気の一つです。

現代では特効薬も開発されており、完治する病気ですが、ハンセン病は患者の外見と感染に対する恐れから、第二次世界大戦以降も「らい予防法」という法律に基づいた強制隔離政策が取られており、ハンセン病患者の人権が大きく侵害されました。

直近に置いても、令和元年6月28日に、ハンセン病の隔離政策に関する損害賠償請求が、熊本地裁で認められました。決してハンセン病問題は過去の話ではありません。

本ロビー展では、ハンセン病・邑久光明園の歴史を、パネルを用いて掲示しておりますので、ご興味・ご関心のある方は是非ご覧下さい。

支店一同、皆さまのご来店をお待ちしております。