トップ  > 小田原支店  > 「小田原メダカ」が戻ってきました!

こんにちは。小田原支店の上村です。

今回のブログでは、これまでに何度か紹介させていただいた「小田原メダカ」について報告します。

 

かつてメダカは最もよく見られる淡水魚でしたが、環境の変化により急激に個体数が減ってしまい、現在は環境省の「レッドリスト」において「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。

これまでのブログで既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「小田原メダカ」は、童謡「めだかの学校」のモデルになったメダカたちです。

現在、神奈川県内で生息している唯一の野生メダカとしても知られており、地域固有の遺伝子を持っているため「酒匂川水系のメダカ」と呼ばれ、学術的に価値が非常に高いといわれています。

  

小田原市では、この「小田原メダカ」を地域固有の遺伝子を持った貴重な生きものとして守り、増やしていこうと、平成11年度より「メダカのお父さんお母さん制度」を開始しました。

当店ではこの活動に賛同させていただき、ロビーでの飼育活動やPR活動などに取り組んでいます。過去に一度中断してしまいましたが、小田原市役所のご好意により、再び「小田原メダカ」10匹を譲り受けて、ロビーでの飼育活動を再開しました。

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現在、ロビー正面の入り口の水槽から、かわいいメダカたちがご来店いただくお客さまをお出迎えしております。お手続きの待ち時間など、お客さまに鑑賞していただいており、好評です! 

これから春にかけては、メダカの赤ちゃんの誕生が期待されます。社員一同、今からとても楽しみです。

当店のお近くにお越しの際は是非、メダカを見にお立ち寄りいただければ幸いです。皆さまのご来店お待ちしております。