小田原支店
こんにちは、小田原支店の近藤です。
東日本大震災の発生からもうすぐ3年となります。
小田原市は海に面しており、地域の皆さまの地震・津波などの災害に対する関心は高いと感じます。
当店では防災対策の一環として、小田原市が実施する生涯学習きらめき出前講座「小田原の地震と防災対策」を受講しました。
当日は小田原市防災対策課の阿久津様を講師にお招きし、地震が発生した際に何をすべきか等、防災対策に関するお話を伺いました。阿久津様は東日本大震災の現場に足を運び、災害から命を守るためにどのような行動をとるべきかについて学んだとお話されていました。
皆さまは、「自助・共助・公助」という言葉を聞いたことはありますか?
自助とは、個人(家族を含む)の命は自らが守る、または備えること
共助とは、近隣が互いに助け合って地域を守る、または備えること
公助とは、行政等の公共機関による応急・復旧対策活動のことです。
阪神淡路大震災が発生した際、生き埋めになった方々が誰によって救出されたかというと、
自力または家族(=自助)が約69%、近隣の人・友人・通行人(=共助)が約28%、公助によるものは3%以下だったそうです。
大規模な災害が発生すると「公共機関が何とかしてくれるだろう」と期待しがちですが、公助には即効性に欠ける一面があり、実際には限界があります。災害対応における自助・共助の果たす役割の重要性を改めて認識させられるお話でした。
この他にも、災害が発生した際のお客さまへの応対方法や、情報の入手方法について具体的なアドバイスをいただきました。
万が一災害が発生した際も、慌てずにご来店中のお客さまや社員の安全確保に努め、地域の皆さま連携して災害対応を進めてまいります。