横浜・横浜駅西口支店
こんにちは。横浜支店の黒田です。
当店と横浜駅西口支店では11/2(木)、横浜市西区戸部警察署より生活安全課の方を講師にお招きし、最近の金融詐欺犯罪についての講習会を実施しました。
横浜では前年と比較して、「万引き・置引き」が増加しているそうです。講師の方からは、「貴重品のみならず、荷物は肌身離さず持ち歩くよう心掛けてください」との注意喚起がありました。
また、痴漢行為が多発しているため、事件に巻き込まれないようにとの注意喚起もありました。
振り込め詐欺は、「お母さん助けて!」という情に訴える手口から、複数犯によるドラマ仕立ての手口に移行しているというお話もありました。
その手口とは、「有名百貨店・金融機関を名乗りクレジットカードやキャッシュカードが不正に利用されている、警察に連絡するので指示に従ってください」という説明役からの連絡があった後、間を空けずに警察役・○○協会役を称するものから電話が入り、住所・生年月日・暗証番号を巧みに聞き出した後、各種カードを○○協会等に預けるよう指示するといったもので、こうしたケースの詐欺が多発してるそうです。
新聞やテレビなどでの注意喚起に加え、各金融機関で払い出しのチェックを励行していることから、犯人は外部の人との接触を避けて出金できる方法を推奨しているそうです、警察役が聞き出した暗証番号を使って、コンビニや無人ATMで現金を引き出させる手口では、被害者がカードを渡して十数分で現金が引き出され、極めて短時間で犯行が完了してしまうことから、現行犯逮捕が大変難しい状況というお話もありました。
講師の方からは、「複数のクレジットカード、銀行カードを一つの○○協会・△△団体がまとめて預かることはありません」、「犯罪を伺わせる電話には、電話先(犯人)が伝えてきた電話番号に直接連絡するのではなく、自身が調べた所轄の警察、金融機関に電話を架けることを心掛けていきましょう」、といったアドバイスもいただきました。
この講習会を通じて、銀行員である私たちは「お客さまの大事なご資産を守る最後の砦である」ということを再認識しました。
今後も、一人でも多くの方に注意喚起のお声掛けができるよう、支店全員で詐欺被害の撲滅に取り組んでまいります。