こんにちは。

横須賀支店の西川です。

ここ横須賀では、地域で働く大人が子ども達の教育に関わり、横須賀の未来を担う子ども達を育てていこう―――というスローガンのもと、市の商工会議所が仲介役となり、経済界と教育界を結びつける「よこすかキャリア教育推進事業」を積極的に展開しています。

今回は、そのキャリア推進事業の一環として定期的に開催されている「マイ・タウン・ティーチャー（MTT）」に参加するため、私と当店の今村が横須賀市立衣笠中学校へ行ってまいりました。

MTTとは、地域で働く様々な業種の大人たちが、中学生に対して自分の仕事や生き方を紹介し、「職業観」や「勤労観」、「自分の将来の夢」などについて生徒さんたちとディスカッションを行ないながら、「働くこと」について考え、知識をさらに深めてもらうというものです。

当店もこれまでに何度か商工会議所からお誘いを受け協力してまいりましたが、私たち２人は初参加ということもあり、どうしたらいいものか…と最初はかなり戸惑いました。しかしながら、普段あまりふれあうことのない中学生の生徒さんたちと、自分たちの仕事のやりがいや面白さを話すことによって、これまでの自分を振り返ることができたほか、社会的な立場を客観的に見つめなおすことができました。また、コミュニケーションの図り方や教えることの難しさ、会議の進め方などもあらためて学び、感じとることができ、良い経験となりました。

参加した生徒さんからは「働くということの意味、大切さを知って両親に感謝する気持ちが前よりも増えた気がします」、「自分にあった仕事を見つけるためにこれから一生懸命勉強します」、「自分の夢にたどりつけるまであきらめないでがんばりたいと思います」などいろいろな感想をいただき、逆に私たちがパワーをもらった感じがします。

当店では6月に市内馬堀中学校の生徒さんの「職場体験」受け入れも予定しています。

地域のお客さまにお世話になっている私たちとしては、このような取り組みへの参加が、横須賀市への小さな恩返しだと思っております。

もし機会があれば、何年か後に、またあの生徒さんたちと会って、彼ら、彼女らの「その後」をいろいろと聞いてみたいです…