横須賀支店
こんにちは。横須賀支店の今関です。
横須賀市では、地域で働く大人たちが「先生」となって、自分の経験や仕事の内容、働くことの意義等を中学生に教えていくという「よこすかキャリア教育推進事業」を展開しています。
今回、同事業のプログラムの一つである「マイ・タウン・ティーチャー(MTT)」に、中学生たちのディスカッションのコーディネーター役として、私と水上の2名が参加してきました。
生徒さんたちは、5月の下旬に横須賀市内の企業や役場などで「職場体験」を経験しており、当日は、プログラムの冒頭部分で、その参加レポートの発表がありました。
各自が工夫を凝らし、写真やグラフ、表などを用いて、様々な視点から「働く」ということを一生懸命に発表していました。
ディスカッションでは、大人を交えて意見交換を行なうということが初めての経験だったという生徒さんもいました。中には、相当緊張していたせいか、あまり自分の意見を述べることができなかった人もいました。もう少し意見が活発に飛び交うように、工夫を凝らせればよかったというのが、私たちの反省点です。
普段あまり接することのない中学生の生徒さんに対し、自分たちの仕事のやりがいや面白さ、苦労した経験などを話すことによって、これまでじっくりと考えることがなかった「自分の仕事」について、見つめなおすことができました。
また、一方的にではなく、相手の話しに耳を傾け、しっかりと意見を聞くということや、わかりやすい易しい言葉で教える・伝えるということの難しさ、コミュニケーションの大切さなどを学ぶいい機会にもなりました。
今回参加した生徒さんたちは、それぞれの「夢」と「希望」を持っています。自分たちが夢中になっていることがあれば、とことん真剣に向き合い、しっかりと取り組んで、自分たちの「夢」を掴むことができたら、こんなに素晴らしいことはないと思います。
人はいろいろな体験からさまざまなことを学んでいきます。生徒さんたちも今回体験した大人たちとのふれあいの中から、少しでも「仕事」に、そして「将来」に興味を持って、これからの道を歩んでくれればと願っています。