横須賀支店
こんにちは。横須賀支店の水上です。
横須賀市では、“横須賀の人材は地域の産業界・行政・教育界が連携して、横須賀の地域力で育てていこう”という視点で、産官学が連携した「よこすかキャリア教育推進事業」を展開しています。
当店では6/20(金)、横須賀市立神明中学校で実施されたキャリア教育プログラムに、MTT(マイタウンティーチャー)として参加しました。
MTTとは、“横須賀の子どもを育てる先生”のことであり、横須賀で働く大人全員を指します。子供たちとのディスカッションを通じて、「働くとはなにか、仕事とはなにか、学ぶとはなにか」を伝えることが役目です。
各回テーマを決めて、横須賀で働く「大人」と「中学生」がディスカッションを行い、生徒たちの社会性を高めるという目的のもと、実施されています。
今回は「働くことについて考える」をテーマに、生徒たちとディスカッションを行いました。
今回のディスカッションに先んじて、生徒たちは横須賀・三浦市内の各企業や店舗で「職場体験」を行っていました。体験を通して気付いたことや感じたことを生徒たち一人一人がまとめて発表を行い、その上でMTTとディスカッションを行いました。
このキャリアプログラムには、
・「働くこと」の大切さを考えることで、自分の人生や進路を真剣に考えるきっかけにする
・身近にいる大人(親御さんや先生方)以外のMTTと接することにより、社会性を伸ばす
という狙いがあります。今回のディスカッションを通じて、生徒たちが将来の進路を決める際の一助になれば嬉しいです。
神明中学校では「幸せに生きる」(・学力 ・文化 ・コミュニケーション)という校訓があります。
どれも大切だと思いながらも、心の中では「勉強が苦手」、「人と話すのが苦手」と感じている生徒はいます。しかし、ディスカッションを通じ、同じ悩みを抱える友人がいるということがわかった生徒は、発言も前向きになりました。
何よりも、初めは自分の意見を言いたがらなかった生徒が、ディスカッションの中でどんどん発言する様になっていった姿を見て、本当に嬉しく感じました。
MTTとしてプログラムに参加させていただきましたが、私も生徒たちから多くを学ぶことができ、非常に有意義な一日だったと思います。
今後も、様々な活動を通じて地域社会への貢献に努めてまいります。