こんにちは。中野支店の田邉です。

当店ロビーでは、地域と連携しながら、継続的にアール・ブリュット展を開催しています。

アール・ブリュットは「生（き）の芸術」とも言われ、正式な美術教育を受けず、既存の芸術の流派や傾向に流されることなく、独自の発想と方法により制作された作品を指します。

欧米や日本でも展覧会を通じてその作品が世に広く知れ渡り、美術界での関心が高まっており、大きな注目を集める分野です。

今回のブログでは柿沼陽介氏の作品について紹介します。

柿沼氏の作品は本人のイマジネーションに基づくもので、主なモチーフである自然のほかにも家や人、生きもの、文学、数字などを、絵によって組み合わせることにより表現されています。

柿沼氏は18歳頃から毎日、絵日記をつけているそうです。以下の写真の作品は、1日の場面を切り取ったり、バランスに趣向を凝らしたりして、自然への変わることない思いを伝えています。

このロビー展は3/31（木）までの開催予定となっておりますので、お近くにお越しの際は是非、当店のアール・ブリュット展をご覧ください。

当店では今後も、アール・ブリュット展を通じて作品から発信される豊かな創造性と多様な価値観を、皆さまにお伝えしてまいります。