中野支店
こんにちは。中野支店の木村です。
当店では、地域と連携しながら、継続的にアール・ブリュット展を開催しています。
アール(Art)は「美術」、ブリュット(Brut)は「磨かれていない・加工されていない」という意味のフランス語です。
アール・ブリュットは「生(き)の芸術」とも言われ、正式な美術教育を受けず、既存の芸術の流派や傾向に流されることなく、独自の発想と方法により制作された作品を指します。
萩尾氏は、仮面ライダーなどをきっかけに2、3歳の頃から怪獣に興味をもち、小学生の頃から広告紙を使用した制作を始めたそうです。
特に広告紙に強いこだわりをもっておられ、材質において一番良いと感じているデパートの紙を25年以上も使い続けていらっしゃいます。
制作時間は30分から1時間程度で、テレビや図鑑等を参考にし、アレンジしたり色の配置を考えながら折ったり巻いたりを繰り返すことで、とても頑丈な作品になっています。
展示中の作品も、広告紙とセロハンテープでできていますので、ご来店の際は是非ご覧くださいませ。
中野から発信する新しい芸術文化「アール・ブリュット」を、一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。