こんにちは。大森支店の伊藤です。

今回のブログでは、「森の墓苑」について紹介いたします。 

皆さまは自然保護活動「ナショナル・トラスト」をご存じですか。

ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金をもとに貴重な自然や歴史的建造物を買い取り、民間の保護区（トラスト地）として守る活動で、自然資本を確実に守ることができる有効な手段です。

三井住友トラスト・グループは、国内のトラスト地を増やすことは私たちの生活基盤を支えるための投資であるという考えのもと、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会等と連携し土地の取得や環境教育、信託の仕組みを利用した商品などを通じて、それぞれの土地に根差した活動を支援しています。

「森の墓苑」は、このナショナル・トラストの新しい活動の形です。

 森の墓苑は、公益財団法人日本生態系協会が2016年2月に千葉県長南町に開苑した墓苑です。

土砂採掘により森が失われた土地の自然を再生するため、地元由来の苗木を墓標として植え育てます。墓石などの人工物は設置しないため、将来は墓苑全体が本物の自然の森になる新しい墓地事業として注目されています。

今後の日本では、特に首都圏で墓地の需要が増えると予測され、墓地開発による自然破壊が懸念されています。森の墓苑は「自然を壊してつくる墓地」ではなく「自然を再生して育てる墓地」であり、貴重な自然を保護するだけでなく再生させていくという、より積極的なトラスト活動と言えます。

実際に当社の死後事務をトータルサポートする信託商品では、ご自身の埋葬方法として樹木葬を希望される方も多くいらっしゃいます。様々な葬送のニーズの高まりとともに今後も「森の墓苑」には注目が集まってくることが予想されます。

ロビーには各種パンフレットを用意しておりますので、「森の墓苑」にご興味のある方は是非、当店にご来店ください。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。