芝営業部
こんにちは。芝営業部の栗岡です。
一段と寒さが増し寒い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当部では、1/22(金)~1/29(金)の期間、第3回生物多様性パネル展を開催中です。
これは、環境省自然環境局 生物多様性センター様にご協力いただき、これまでに2回にわたって開催してきたロビーパネル展で、今回はその最終回です。
最終回のテーマは「生物多様性の恵みと危機」です。
日本は雨が多く、水に恵まれた国です。しかし、ただ雨が降るだけではあっという間に地面を流れていってしまいます。地上に森があることによって地面の下にゆっくりと水を染みこませ、森の土の栄養分が溶け込んだ水が地面の上に出てきて川になるのです。そして川の水は私たちの飲み水になるだけでなく、森の土からの栄養分を運び川や海の魚を育てています。
そんな水の恵みを享受し、日本人は昔からよく魚を食べます。日本は世界で2番目に魚を食べる国で、世界中の海から魚を獲っています。しかし、これまでのように「魚はいくらでもいる」と思っていると、世界中の魚がいなくなってしまうかもしれません。魚をこれからも食べていくためにはどうしたらいいか、私たち一人一人が考える必要があります。
展示中のパネルには、人間は生きものから恩恵を受ける一方で、生きものの生息地の破壊や乱獲、また、普段の私たちの行いが、知らないうちに生きものの住みかを壊してしまうことにより、長い年月をかけて生み出された生物多様性を危機に追い込んでいる、と書かれています。
3回にわたるパネル展を通じて、生物多様性は、生態系のバランスを維持するうえで重要であるばかりでなく、私たち人間の生活にも計り知れない恵みをもたらしてくれる事がわかりました。
そして、これからも素晴らしい生態系サービスを受け続けるために、もう少し「生きもの」とのつながりを意識して生活することが第一歩であると改めて感じました。
パネル展は1/29(金)まで開催予定です。ご来店の際は是非、ロビー展をご覧ください。
当部では今後も、様々なサステナビリティ活動に注力してまいります。