新宿支店
こんにちは。新宿支店・新宿西口支店の山本です。
今回のブログは、昨年12/9(土)、当社社員が参加した鵠沼海岸でのビーチクリーンの様子を報告します。
当日の天気は快晴で、12月とは思えない20℃に迫る陽気でした。
今回のイベントとなる、頭と体で体験する「知る&体験ビーチクリーン」は、鵠沼海岸サーフビレッジ内の多目的ホールをお借りして、講演会を行った後に海岸清掃を行いました。
合計で10代~60代の21名が参加し、世代も職業もさまざまな方々の半数以上が初参加となる、新鮮な顔ぶれとなりました。
清掃の前には、講師の太田風美氏が「プラごみ問題とエコ不安症~Z世代が抱える未来への責任感~」について、お話をされました。
太田氏自身も過去にそのような悩みを抱えたことがあり、現在は、さまざまな生産と消費のあり方を考える活動を行っています。太田氏は2年前に、当店にてエコに関するオンライン講演会にて講師を務めていただきました。
太田氏からは、地球環境の問題が原因で気持ちが沈んでしまう「エコ不安症」についてご説明いただきました。
「エコ不安症」とは、若い世代が陥りやすく、地球環境の危機的状況に対する慢性的な恐怖心により、不安や無力感、罪悪感など心理的なストレスを抱いてしまい、その為に日常生活に影響を及ぼしてしまう状況のことをいいます。
初めて耳にする人もおり、このように言葉として聞くことにより、自身や他者への気付き、自分にできることは何だろうかと「自分事としてとらえて欲しい」と言うメッセージを受け取りました。
講演後は、皆で外に出て、青空の下でビーチクリーンを行いました。目立ったゴミは少なかったですが、ザルを使ってみると、細かいプラスチックの破片をたくさん集めることができました。
初めて参加された方からは、「大きなゴミが落ちていると思いましたが、少なく、細かいごみがたくさんありますね」等の声があがり、普段、川で清掃活動をしている方からは、「あのゴミがこんな小さな姿になるんですね」と、マイクロプラスチックとなるプラスチックの破片がたくさんあることを目で見て実感されていました。
ごみ拾いだけが目的ではなく、楽しくて、どんな些細な事でも気付きを持って帰ってもらえるようなアクションになれたら、そんな思いで活動していたビーチクリーンでした。
今回は、言葉と体で体験するだけではなく、言葉で伝える難しさと、自分事として考えてることの大切さを実感するという、盛り沢山の1日となりました。
当店では今後も、様々なサステナビリティ活動に注力してまいります。