上野・上野中央支店
こんにちは。上野支店・上野中央支店の佐藤です。
毎日雨降りでスッキリしないお天気ですが、かわりに色とりどりのパラソルの花が咲く季節ですね。梅雨の時期は多くの種類の傘がデパートやショッピングセンターに並ぶ時期です。皆さまはお気に入りの傘はありますか?
さて、今回のブログでは、先日投稿したブログ(←こちらをクリック)でも取り上げた「自然資本」について、当店社員がオンライン勉強会に参加しましたので、その報告をいたします。
「自然資本」とは多様な野生生物とそれを育む水、土壌、大気などを指しており、私たちの生活は自然資本とそこから生み出される自然の恵み(きれいな水や食べ物、エネルギー等)から成り立っています。
近年、日本では毎年のように豪雨などによる甚大な人的被害や住宅の被害が発生していますが、その主な原因は地球温暖化であると言われています。
私たち人間は、森林を切り開いたり化石燃料を採掘したりすること等で産業活動を行い便利で豊かな暮らしを手に入れてきましたが、同時にこれらの大元である自然資本をすり減らすことで地球温暖化や感染症の蔓延を招き、人々の暮らしを脅かす事態となっているのです。
オンライン社内勉強会では、こうした自然資本に関する基本的なことから、自然資本を守るための具体的な取り組み、コウノトリのような高次消費者の存在が生態系の豊かさを測るモノサシとなっていること、当社の自然資本に関する取り組み方針等について学ぶことができました。
高次消費者とは生態系ピラミッドの上位に属する生き物で、高次消費者が多数存在するためにはそのエサとなる下位の生き物が豊富に存在することが必要なことから、生態系の豊かさを把握するためのモノサシとして捉えられています。
前回のブログでは、当社の取り組みとして墓石の代わりに在来の木を植えて豊かな森に戻す「森の墓苑」を紹介しましたが、今回の勉強会ではゴルフ場の池で水生生物を繁殖させ水鳥が営巣できる環境を作る取り組みをドイツで行っていることを知り、とても興味深かったです。
豪雨が頻発するこの時期に勉強会に参加して感じたことは、「温暖化は着実に進んでいて、真面目に対策を考えないといけない段階にいるのだな」ということでした。
当店では今後も、サステナビリティ活動の推進と活動に関する情報発信に努めてまいります。