こんにちは。神戸支店・神戸三宮支店の金原です。

今年もあと残すところわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当店では12/9（水）、「ナショナル・トラスト」について学ぶオンライン社内勉強会に参加し、その後、社内勉強会を実施しました。

ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で、国民の財産（自然や歴史的な環境）を取得し、国民のために守っていく活動です。

自然を守るには、公有地化や自然保護区指定といった行政の活動だけでは限界があります。そこで、ナショナルトラストの活動は行政の役割を補い、自然を守る確実な方法として注目されています。

ナショナル・トラスト活動は、19世紀のイギリスで始まりました。日本では1960年代半ばに古都・鎌倉において、鶴岡八幡宮の裏山にある「御谷（おやつ）の森」での宅地開発計画に反対する住民らが募金活動を展開し、この森の自然を守ることに成功したことが始まりです。

当社では、寄付キャンペーンへの参加や信託の仕組みを活用した商品、そして信託銀行の発信力を活かした活動のPRなど、様々な形でナショナル・トラスト活動を応援しています。

私は、この勉強会が自然保護や環境問題について考えるきっかけになりました。そして普段当たり前に見ている自然も「守っていかなければ残らない」ということを学びました。

皆さまにも是非、自然を守る新しい選択肢としてこのナショナル・トラスト活動について知っていただければ幸いです。