こんにちは。京都支店・京都四条支店の西谷です。

当店では、1/11（水）～1/27（金）の期間、下坂厚氏の写真展「記憶とつなぐある写真家の物語」を開催しました。

下坂 厚氏は、認知症当事者としてSNSを使って趣味の写真を発信されていらっしゃいます。

高校生の時、担任の教師が撮影した自然風景の写真と出会い、これが写真を撮り続けるきっかけとなりました。若い頃にフリーカメラマンなどいろいろな仕事を経た後、大手鮮魚店で二十数年勤務したあと、2019年に仲間と鮮魚店の会社を立ち上げた矢先に病気が発覚、「若年性アルツハイマー型認知症」の診断を受けて会社を退職されたご経験をお持ちです。

下坂氏は現在、認知症初期集中支援チームを通じて京都市の老人デイサービスにてケアワーカーとして正職員として働きながら2022年12月からは京都府認知症応援大使として認知症の啓蒙活動も展開されています。今の自分だからこそできることとして、認知症の自分から見えている世界を写真に収め、SNSを活用して社会に発信しています。

今回の写真パネル展を通じて、当店も認知症に関する知識の向上に努めてまいる所存です。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。